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【インプット×アウトプット】悩み事から生まれる気付きと学び

2014年06月30日

Web経営コンサルティング

スーパー
僕は普段、夕飯の食材を買うときはイオンや最寄りのスーパーに行きます。いつも悩む事があります、それは「はじめて買う商品の陳列位置」です。

スーパーの作り

スーパーの内部は入口から出口までの経路中に用途に合わせた陳列がされています。例えば、最寄りのスーパーの食品フロアでは以下のような順番(時計回り)にコーナーがあります。細かく分ければキリがないのでざっくりと。

  • 入口から入店
  • フルーツコーナー&花
  • 野菜コーナー(葉っぱ類や根菜類などで分類)
  • 農家産地直送コーナー(農家の方の紹介、他野菜よりも安値)
  • 鮮魚・加工魚・寿司コーナー
  • タマゴ・乳製品コーナー
  • 精肉・加工肉コーナー
  • 加工食品コーナー
  • 冷凍食品・アイスコーナー
  • 飲料コーナー
  • 惣菜コーナー
  • 中央周辺に日用品やお菓子など
  • ペット関係の物や金物など
  • レジ(会計)
  • 出口

これは一例ですが入口から出口までお買い物の流れで出来てますよね。

はじめて買うものは見つけづらい

「中華だしの素」、「レンジでつくる小龍包」、「福神漬け」を店内で探していたのですが・・きっと近くにはあるであろうコーナーを予測して回ってみたのですがお目当ての商品がまったく目に入ってこないという悲しさ。自炊される方は経験があるのではないでしょうか?

思い付き提案「スーパー店内用商品位置検索スマホアプリ」

店内の商品検索アプリがスマホで使えたら便利なのに~と思い、ツイートしてみました。

友人からご提案「人力検索オススメ」

いわゆる店員さんに聞いた方が早い戦法ですね!ただですね、困ったことにスーパーに行く時間によっては店員さんと客数の割合が圧倒的にあわず、店員さん自体が見つけられない場合も多々あります。商品のことをすべて知り尽くしているスーパーアドバイザー的な方を呼び出せる専用ベルとかあったら良いなぁと思いました。

アプリの活用法に自然と繋がる

店内検索だけでは利便性が上がっただけで儲かる仕組みは出来ないわけです。ローカルスーパーの商品検索アプリが有料(月額200円ほど)だった場合、みなさんは買われますか?

僕は無料だったら使いますが安価でも買わないです。では収益はどうなるのか?最近、スマホのゲームアプリ(無料)で遊んでいると2パターンの搾取法(言葉悪いですが・・)が目立ちます。

広告枠・課金制の2大搾取法(言葉悪すぎますが・・)で儲けています。わかっていてもお金を払ってしまう、広告をクリックしてしまうというスマホと人間の心理をうまく使った手法です。パズドラでいくら貢いだことか・・。

そこで僕は友人にこんな提案をしてみました「アプリ広告に地場農家の農業体験とか田舎へ泊まろう企画とか各地域に根差したサービスを売る広告枠」ってどう?以前農業体験をした経験を基に思い付きで発してみた言葉です。

友人からご意見「広告を出す側にもデメリットがある」

広告収益モデルは儲かります、アプリユーザー数が多ければ多いほど。Googleの根本も広告収益モデルですもんね。友人からこんな言葉が返ってきました「ヘタに広告を採用したら検索した商品の楽天とかAmazonが出てきて自爆しそうで怖い」と。

リマーケティングとパーソナライズドは、便利と不便の紙一重

リマーケティングとは、興味・関心のある商品を再度表示させる仕組みです。例えば、アパレルのネットショップで洋服を見ていたとします。後日、まったく関係のない友人のブログを見ていたところ、なぜか見ていた商品の広告が出てる・・そう、アレです。

パーソナライズドとは、興味のある商品があったとします。例えば、醤油。「醤油」をネットで検索するとその検索したキーワードを収集していき、ユーザー(あなた)の関心がある分野をメモしていくわけです。後日、ネットで「調味料」と検索したとします。すると、なぜか「醤油」の広告が表示されたりします。これがパーソナライズド検索です。

この2つの機能、便利ですが不便です。スマホアプリでスーパーの中にある「探したい商品」を検索して発見した場合、そのまま購入する事が多いでしょう。しかし、この検索したデータが収集蓄積されていく事になると、ネットで何かを検索する度に「醤油」がオススメされて・・・いやいやいやいやもう買ったわ!!!という事態も起こり得るという事になります。

※僕はアプリ開発を行ったことがないのであくまで想像上での話です。実際に反映されるかや機能を無効化させる手法があるようでしたら逆に教えてください先生方m(_ _m

友人からつぶやき「なんの広告を出すかがカギだね」

まさにそうだと思います。僕の頭の中には広告を出すデメリットを考えず発言していたのですごくハっとさせられました。

僕はこう返しました「商品の小売りよりも家族やらシニア向けサービスがいいね〜宅配サービス以外のw」と。特にアイディアは無いんですけどね、思い付いたことをとりあえず伝えます。

直観を信じて一瞬で判断する

返信を考えるまでの時間は遅くとも10秒以内と決めています。「直観」とは、過去の経験からなる判断ですので、自分を信じきるという自信を付けるためにもそうしています。最善の切り替えしは出来なくても、相手から更に良い意見が返ってくる場合が多いため、より多くの学びを得る事ができます。

別の友人から情報提供「海外に似た仕組みがあるみたいだよ」

友人曰く、「海外のとある国では、スーパーに備え付けの端末で商品の場所を特定できるっていう仕組みを作っていた」との事です。ということは、海外展開されているのであれば日本でのサービス化も近い・・というか既にあるかもしれませんね。

インプットとアウトプット

悩み事を1つ発言しただけなのですが、話題は多様に拡がり、その出た意見を基に情報を絞ります。そして更にまた拡げては絞りを繰り返します。情報の質を高めるためには有効な手法です。批判的な意見も勿論ありますが、人それぞれ見た目も中身も違います。1人1人が様々な意見を言い合う場こそに「本質」が眠っていると思いますので、掘れば掘るほど宝が出てくるわけです。

まとめ

知らない事を教えてもらうには、まず声に出してみる。安直な発想でも構いませんし収益モデルとして実際に成り立つかも初めは気にしない。誰かに伝えてみる事が大切です。

思いもよらない意見や感想、情報が山のように入ってきます。そして、別事業を見たときにこの経験と知識が活かせるのではないでしょうか。30分くらい話していただけの会話なのですが知らない事がいっぱいすぎて、様々な気付きや勉強になりました。

微妙な話題にもしっかりと意見をくれたり、情報交換してくれる友人たちに感謝感謝です。

古くから使われている図書館や書店に配置されている「書籍検索システム」。あれ流用したら良いのできるんじゃないのかな?と思いつつスーパーを後にしました。

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