僕はいま、愛知県名古屋市西区に住んでいます。近所のスーパーに買い物に行く際、路地裏をとおっていたところ偶然目に入った「看板」。
そうそう、こういう看板あるあr・・・ねーよwww
マインドシェアまっしぐら
マインドシェアとは、「○○といったら××!」という人間が持つ【印象】を心の記憶として残す指標の1つです。
例えば、以下のような質問をされたら、どんなブランド(企業)や商品を思い付きますか?
- ペットボトルのお茶といったら?
- スマホといったら?
- 安いTシャツを買うなら?
質問に対して思い付いた事項が、マインドシェアという事ですね。
トイレといったら?
僕の場合、「トイレといったら?」と問われれば、「この看板」。
企業名すら知らないのに、この看板が浮かび上がります。ちくしょう。
強烈なインパクトは心を揺さぶる
「心中お察しします」という言葉を自分にかけてあげたいのは初めてです。ですが、この看板は目にうつった瞬間に僕をトリコにしたわけです。そこまで予想外のインパクトを与えられたという事です。
全世界共通で受け入れられるコンテンツ
それは、「喜怒哀楽」・「男性」・「女性」・「エロ」ですね。感情と性別は国境を越えます。
※めちゃくちゃ規模広がってますが便器に座ったおっさんの話です。
おもしろさの重要性
「喜怒哀楽」の中で、「楽(楽しさ・面白さ)」を表す事が最も難しいと僕は感じています。”喜ばせる事”、”怒らせる事”、”悲しませる事” は、意外と容易です。楽しさを追求するというのは発想力も必要になるため、本当にむずかしいです。だからこそ、人の記憶に残りやすく、誰かに伝えたくなる。
そして、シェアされやすいというメリットもあります。僕がブログに書いているように。
緊急性の高い商品は売れる
「緊急性」が高いとは、予期せぬデキゴトです。買おうと思っていた商品への出費ではなく、予想外の事が起きてしまったがゆえに、払わざるを得ないお金ですね。水廻りは特に日常生活に直結するため、緊急性の高い修理・購入を余儀なくされるパターンが多いかと思います。では、緊急性が高い場面とはどんなシーンがあるのでしょうか?
例えば、以下のような。
- タイヤがパンクしたためにレッカー・修理を余儀なくされた
- 駐車をする際、誰も見ていないのに人知れず壁にぶつかった
- 風邪だと思いこんでいたら割と重症で治療費が高くなった
- トイレにトイレットペーパーが詰まって業者にお願いした
- いきなりスーツを用意することになった
などなど。
そう、僕の体験談です・・。
まとめ
今回はリアル店舗の一つのブランディング手法、マインドシェアをご紹介しました。Web制作においてもこれは重要であり、ベターなWebサイトばかり作っていては今後のWeb業界で生き残るのは難しいという事を示唆します。そう、この便器のおじさんが僕に教えてくれたんです、ありがとう。
SEOやらコンテンツマーケティングやらがどうのと騒がれておりますが、小手先のテクニックは置いておいて、企業側の発想力というのが本当に大事になってきたなぁと最近実感しています。このブログもそうなのですが、オリジナルコンテンツの作成が今後のWeb活用にとって核となります。誰かが書いた文章や日記を参考に物書きを行う事は容易ですが、自ら考え、試行錯誤により作成される「コンテンツ」こそが真価を発揮していくのです。
トイレが詰まったとき、この便器おじさんに依頼をしようかなぁ・・・と思うかどうかは、また別の話。
改めて気付かせてくれたこの便器おじさんに伝えたい言葉があります。
ありがとうございました。