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会えないと思っていた東北の友人に、10年越しに会えたんだ

2014年03月24日

ありがとう

2014年3月20日(木)から23日(日)までお休みを頂きまして、東北地方へ行ってきました。
僕が住んでいるのは、愛知県名古屋市(東海地方)です。本来の目的は、「山形(東北地方)」にあった為、20日(木)・21日(金)の2日間は山形で過ごしました。22日(土)の朝には山形を出発して愛知県へと帰る予定でした。

だがしかし!
折角東北まで来たんだから”友達に会うチャンスだ!!”と思い立ち、思い付いた友人に声をかけてみました。

主に、ネットで知り合った友人になるので、【オフ会】というやつですね。
ネットを介して文字でのやり取りをしている方がメインで、中には顔見知りの方もいますが顔も声も年齢さえも知らないのに10年以上友達の方が多いです。不思議ですね。笑

誰がいたっけな~?と思い返しつつ連絡を取ってみると…

福島県郡山市にお住まいのYちゃん

元々会う約束をしていたので安心してたんですが。

Yちゃん「体調崩してるのと旦那さんが離れた職場に仕事いかなきゃで、怪獣3人(3姉妹)の相手しなきゃになっちゃって;;」

僕「(病気なら仕方ない…。)」

宮城県大崎市にお住まいのSくん

釣りが趣味で滅茶苦茶優しい好青年。

僕「(あれ…?待てよ…?連絡先知らない…。)」

僕「(連絡取れないなら仕方ない…。)」

神奈川県川崎市にお住まいのKくん

きっと暇だよね。うん。大体いつも暇って言ってたし!

Kくん「ごめーん!実家帰ってるんだよー><」

僕「(実家に帰ってるなら仕方ない…。)」

長野県某市にお住まいのKくん

確か長野の方に住んでたから連絡してみよう!

Kくん「今、山中湖でワカサギ釣ってる(・∀・)」

僕「(ワカサギの天ぷら美味しいから仕方ない…。)」

茨城県某市にお住まいのTさん

栃木方面で帰れば寄れるのかな?と思って。

Dさん「しばちんごめーん!子供の入学写真撮りにいくの~」

僕「(おめでたいから仕方ない…。)」

予想外の展開!!!!!

今日はツイてないのかなぁ…。と思っていたら、友人から一本の電話が。

その電話の内容は…

顔・声・年齢すら知らない友人だったSくん(仮名)についてだった。

僕が高校の頃なので、2000年くらいになるのかな?に知り合いました。
勿論、住んでいるところも知らない。

ただひとつわかっていたのは、2011年の東北地方太平洋沖地震で亡くなったという事。

Sくんが亡くなった事も友人を介して知りました。

電話をくれた友人には、僕が東北にいる事を話していなかったのですが、Sくんの住んでいた場所がわかったという電話だった。

ツイてるとかツイてないの話ではなく、Sくんに会いに行く時間を神様がプレゼントしてくれたような、そんな錯覚すら抱いた。

宮城県某市にお住まいのSくん(仮名)

東北地震で亡くなったSくん。

丁度、気仙沼にいたので、車で向かった。

僕と年が近く、身体が生まれつき弱いそうで家に引きこもりがちだったのよ。と、話してくれるのはSくんのお母さん。僕も似たような感じだったから共感してしまった。笑

写真を見せてもらって初めて見たSくんの顔。

ちくしょう…イケメンやないか…。

普段、あまり会話をしないおとなしい性格らしいのですが、「ネット上では冗舌でしたよ?」と、お話をしたらお母さんが驚いていた。僕や友人の事を話すようになって、少しずつ会話も笑顔も増えていったんですよ、と。涙を浮かべながら話すお母さんにつられて泣いてしまった…。

2時間くらい居たのですが僕が帰る頃にはすごく笑顔が増えていて、逆に勇気をもらってしまい。

また来世で絶対会うからよろしくな~とSくんに向けて話していたら、お母さんに笑われてしまった。笑

まとめ

今回の東北ぶらり旅4日間での車での総走行距離は1,600km程。
首都高での火災事故もあり遠回りになった箇所も出てしまいましたが片道12時間くらいで行けちゃいます。

今できる事、やりたい事は思い立った時にすぐ実行する事の大切さ。

とても良い冒険でした。

私的内容になってしまいましたが、この日を絶対に忘れないためにm(_ _m

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